料理

ジビエ料理と言えば!

先日、人生で初めてシカを解体し、そのお肉を得ました。早速その日のうちにいただくことにしましたが、取れたて、しかもシカ肉。どうやって調理したものかとネットを使い「下処理の仕方」や「調理法」を調べました。

下処理

まずは肉についている「汚れ(砂や毛)」をしっかり洗い流します。
肉の臭みが気になる方は「塩と酒」を揉みこむように馴染ませ、流水で洗い流すことで、血生臭さを軽減させることができます。(某レシピサイトを検索すると見つかります)
わが愛読書「山賊ダイアリー」では牛乳に浸けて血抜きをしていました。

いざ調理

今回は「もも肉」と「心臓」をシンプルに「肉野菜炒め」にしました。「シカ肉」を「にら、もやし、しめじ」と共に炒め、塩コショウで味付け。生焼けが怖いのでお肉にはしっかり火を通しました。ほとんど癖もなく、「心臓」はコリコリとした食感でおいしくいただくことができました。焼肉のタレを使ってもおいしくいただけると思います。

E型肝炎

ジビエ料理で気を付けなければいけないのが「E型肝炎」です。
2007年のデータにはなりますが、兵庫県にある研究センターが発表した「E型肝炎ウイルス抗体保有調査」(全国16地域で捕獲した野生のニホンジカ976頭のサンプル調査)では抗体保有率(過去に一度E型肝炎にかかったことがある)は「2.6%」と豚、イノシシ、マングースに比べ格段に低かったようです。
自家消費なので自己責任と言われればそれまでですが、可能性が「ゼロ」でない以上、しっかり火を通して頂きましょう!

スペアリブ

たくさんのジビエ料理がありますが、イメージはやっぱり骨付き肉!ということで「スペアリブ」に挑戦。こちらもネットで検索したレシピを参考にしました。

材料

〇骨付き肉(今回はシカのあばら)
●水:500㎖
●塩:35g(岩塩がベスト)
●てんさい糖:25g(レシピでは三温糖でした)
●適当なハーブ(今回はローリエ、ニンニク、ブラックペッパー)

①ソミュール液作り

●の材料を鍋に入れて煮立たせるだけ。あとは液が冷えるのを待ちます。

②肉を漬け込む

ジッパー付きの袋に肉を入れて、ソミュール液を注ぐ。

③肉を煮る ※今回、省略

鍋に「分量外の水」と「肉」を入れ2時間程度ボイルする。
この工程を行うことで余分な塩分が抜け、肉が柔らかくなるようです。

④調理

ソミュール液から肉を取り出し、魚焼きグリルでこんがり焼いて完成!

⑤豪快に食べる

憧れの骨付き肉!
③の工程を省略したこともあり、少々しょっぱかったですが、雰囲気出てました。
シカのスペアリブにあまり肉が付いていなかったですが、他のお肉でも試してみたいです。これからの季節はBBQでも目を引く一品になりそうですね!

ほんと、インターネットさまさまです。色々な料理にチャレンジしてみたいと思います。
(ほとんど写真が残っていなくてすみません)