狩猟

有害駆除に参加しました(後編)

こんにちは。山クジラです。
今回は有害駆除(前編)に続く、後編となります。引き続きよろしくお願いします。

4日の駆除は雨で中止となりましたが、銃のメンテナンス方法を学ぶことができ、それはそれで有意義な一日になりました。
今回、駆除に参加してみて必要性を感じた物はこちらです。

欲しい物、購入した物

●5本指靴下
先輩の勧めもあって出猟時はスパイク地下足袋を履くのですが、指が分かれていない靴下は当然ですが足袋との相性が悪く、足が痛くなりました。。11日に向けて5本指靴下を準備したところ、足の痛みは感じませんでした。

●実包フォルダー
実包を落としにくく、取り出しやすい物が良いと考えます。ネットでのコメントを参考にしつつ、「TAILOR JAPAN」のショットフォルダーを購入しました。


 【サイズ】8㎜×240㎜×50㎜(縦×横×奥行)
 【格納数】片側9個、合計18個の実包が入ります
 【使用感】
  ・マジックテープがしっかりしているので、紛失の可能性が低い
  ・ボタンでベルトに後付けできる
  ・実包を完全に奥まで差し込むと指を引っかけるところがなく、少々取り出しずらい
  ・横が240㎜と少し長過ぎると感じました。格納数が少ないコンパクトサイズがあったら嬉しいですね。

  経験を積んだらもっと色々な物を使用、比較してみたいですが、今はこちらを大切に使っていきます。

●洗い矢
 銃を使用した場合に銃身内に鉛カスが付着するので、早めに購入したいと思います。

●クリーニング用スプレー
 近くのホームセンターで購入しました。

有害駆除2回目

有害駆除2回目の11日、雨の心配はいらないほどの快晴に恵まれました。
今日の駆除は12~13名の方が参加していました。私は猟友会の中で一番のベテラン猟師さんと組んで駆除に出掛けることになりました。目的地までの車の中では、猟の仕方や苦労話を話してくださいました。

途中からは車を降り、自分の足で山を登って行きます。足元が悪く、なかなかの急斜面を先輩はどんどん登っていきます。
特にトレーニング等で鍛えているわけではないでしょうが、日ごろの習慣とでも言うのでしょうか、足腰の強さにビックリしました!そして、それぞれが持ち場に着いたところで犬を放し、シカを追い出します。

ちなみに今回待機した場所はここ。なかなかの斜面で足元も不安定な場所です。

「赤矢印」の道でシカが逃げて来るだろう。と言われていたので、待機している間に矢先の確認。どの方向、タイミングであれば発砲できるかを考えます。「想定外の場所から獲物が出ても決して発砲するな!」と先輩からの教えを思い出します。昔は猟で生計を立てていた方もおり、獲物を取り逃がすと怒られたようですが、、しばらく持ち場で待機しましたが、結局獲物は現れず引き上げることになりました。

先輩方はけもの道を熟知しており、逃げる道を想定しますが、やはり空振りに終わることも多々あります。それも猟の醍醐味なのかも知れません。次回は獲物に出会えることを期待しつつ帰路につきました。