狩猟

近況報告させていただきます。

こんにちは。今日もご覧いただきありがとうございます。山クジラ(@yama_kujira)です。

今回は近況報告をしていきたいと思います。

銃検査

まず時間をさかのぼりますが、4月に銃検査がありました。あらかじめ県公安委員会より「銃砲・刀剣類の検査通知(ハガキ)」が届き、指定された日時に所持許可を受けている猟銃を持って行き検査を受けます。
【持ち物】
 ●所持許可証
 ●猟銃
 ●実包管理簿
会場に着いたら、まず検査を受けるための書類を記入しました。難しい内容ではありませんが、会場には猟友会の先輩方が待機しており書き方を教えてくれました。所持許可証の内容と銃の長さをチェックして検査は終わります。

有害駆除

今は猟期外なので猟をすることはできません。(猟友会の先輩方は猟期のことを「本猟」と呼んでいました)が、私は有害鳥獣駆除員に登録していただいているので、有害駆除として猟に出ることができます。
基本、有害駆除は日曜日に行われるため、都合の付く日は積極的に参加していますが異例の速さで梅雨入りを迎えた四国地方、雨で中止になることもしばしば。今まで何度か有害駆除に参加していますが、私自身は獲物(シカ、イノシシ、サル)に出会うことができずにいました。ベテラン猟師さんが下調べを済ませており、その時々で良く使っている道(けもの道)に目星をつけて「待ち」に配置していただいているのですが、、
この日も所定の持ち場(待ち)で犬に追われて逃げて来る獲物を待っていました。近くで何度か銃声が鳴り、何度目かの銃声で「シカを撃った」との連絡が入りました。今回、シカを目撃した方が多かったものの、私の「待ち」に獲物が現れることはありませんでした。ザンネン。。。

駆除を終え、事務所で待機しているとシカが運ばれてきます。運ばれてきたシカは写真を撮り、しっぽを切り取ります。所定の方法で駆除したことを証明すると補助金が支給されます。

今回の駆除でもシカに出会うことはなかったのですが「待ち」に向かう途中、子連れのサル(親1頭、子2頭)を見かけました。突然だったため見送ることしかできませんでしたが、山で初めて獲物を遭遇することができ、少しずつ獲物に近づいている気がします。正直、逃げるシカは飛ぶように走ると聞くので、目の前に逃げて来た時、矢先の安全確認しながら引き金が引けるか不安はあります。それでも目的を持って銃の免許を取り、そして駆除に出ているからにはこの目でシカを見たいと強く思います。

また、次回の駆除日を楽しみに待ちたいと思います。