試験

猟銃の所持許可を受ける(射撃教習)

年の瀬も押し迫った12月27日、射撃教習を受講しました。教習場所は『四国中央射撃場
詳細はこちら→四国中央射撃場
この日は射撃場の年内最終営業日。滑り込みで受講させていただきました。教習は12時からの予定でしたが、方向音痴な私、道に迷うことも考慮し余裕を持って出発。予想通り?最後の最後で道を間違え、通り過ぎてしまいましたが出猟中のハンターさんに道を教えていただき、無事到着。
立派な看板がお出迎えです。

射撃場にて

射撃場手前で道を間違えるというミスはありましたが、予定より少し早く到着。駐車場に車を止め、車外に出ると定期的に銃を撃つ音が聞こえてきました。取り合えず音の聞こえる方へ行ってみると6~7名の人が順番にお皿(クレー)を狙っていました。しばらくするとみんなが銃を置き、雑談を始めたので『射撃教習の受講に来た』ことを伝えると責任者の方が出て来て対応してくれました。
後で聞いた話ですが、射撃をしていた人達は「標的射撃の同好会」の方々で『撃ち納め会』(例年であれば忘年会もセット)だったとのこと。『射撃教習頑張って!』と励ましの言葉をいただきました!

射撃教習(座学)

講師の先生が到着し、定刻より少し早く教習スタート。まずはテキストを使って『猟銃の基本的な扱い』や『点検方法』などを座学で学び、射撃姿勢のレクチャーを受けました。
今回使用したテキストはこちら↓

射撃教習(実技)

一通りの講義を終え、いよいよ射撃場所へ移動。そこで今一度、射撃姿勢の確認を行いました。
射座後方からの写真です。

手前のマイクに向かって声を掛けると、その声に反応して15メートル先からクレーが飛び出す仕組み。今回の射撃教習(と試験)はトラップ射撃で行われます。オリンピックルールだと1番~5番の射台を順番に移動しながら5周し、合計25枚のクレーを撃ちます。今回は教習用の特別ルールでしょうか?一つの射座から5発撃ち、5番の射座まで順番に移動する方式でした。

いざ実射

まずは射座に立ち、バックストップ目掛けて実射。思いがけず大きな衝撃があり、体が後方に押されました。銃身も反動で上に跳ね上がったと思います。先ほどの衝撃を考えつつ2発目を発射。これを75発(練習50発、試験25発)撃てるか若干不安になりました。
続いて、銃を構えずマイクに向かってコール。クレーの軌道を確認します。次からは自分のタイミングで『コール&実射』を繰り返していきます。最初の25発でまぐれ当たりが1発。次の25発は命中無し。全く当たる予感がしないまま試験を迎えました。

試験

試験は25発中2発以上命中すれば合格となりますが、『銃架(ジュウカ)に置いてある銃を取ってから25発撃ち、銃架に戻すまで』がチェックされます。途中で銃を取り落としたり、危険な扱いがあると中止になるとのこと。射撃以外にも気を遣わなければなりません。
適度な緊張と共に試験スタート。

試験結果は

25発中、命中は、、0(ゼロ)
。。。。
射撃場の責任者の方、講師に先生にアドバイスをいただき再試験へ。何とか2発当て、合格することができました。
寒い中、ご指導いただいた責任者の方、講師の方、ありがとうございました。

ご参考

私はクレーが飛び出して暫くしてから撃っていました。これだとクレーを良く見ることができますが、銃身の動きが大きくなる。距離が遠くなる。など難易度は上がるそうです。変な話、教習射撃では一つの射座で連続して5発撃つので、クレーの出どころや軌道を読みやすい。つまり、コール後すぐに撃つ方が当てやすいということです。実際、『練習(50発)+試験(25発)』で1発しか命中しませんでしたが、撃ち方を変えた『再試験(25発)』では2発当たったわけです。
講師の先生はデータ上、コールから『0.5秒』で撃っているとのこと。しかも、クレーの出どころがわからない状態で。。
反射神経、ハンパないですね。

これから射撃教習を予定されている方、撃ち方の一つとして頭の片隅に置いておいていただけると幸いです。